これからは柔らかく楽しく。

50代で退職して新しい生活を模索中。時々、旅行と猫のこと。

未来への希望

たまたま、YAHOO!ニュースで、こんな記事を目にしました。
news.yahoo.co.jp

養老孟司さんと児童精神科医の宮口幸治さんとの対談で
医療少年院で、子ども同士に教え合いをさせたら、
がぜんやる気になった」という内容です。

宮口さん曰く、
”「人が一番幸せを感じるのは、人の役に立つことなんだ」ということです。
非行少年に限らず、人は誰かに何かをやってもらうより、
自分が助けてあげることに喜びを感じるのだと思います。”

問題を起こす子供は、支援者がいなければそのまま置き去りにされてしまいます。
そして、鑑別所で初めて認知機能などの障害があったことがわかることも多いようです。

宮口さんは
「彼らが非行に走ったのも、一因に認知機能に問題があって授業を理解することができず、
学校に嫌気がさしたからではないかと考えるようになりました。」
と語っています。

授業についていけないのは悪いことと認識されがちですが
悪いこと、ダメなことと決めつける前に大人がやるべきことが
他にあるような気がしました。

それでも宮口さんが熱意を持って少年たちの指導にあたっていることが
未来への希望につながりそうな、そんな小さな幸せの芽を見つけた気持ちになりました。

皆、誰かに必要とされる存在です。
世界から非行少年とよばれる子供たちにも
必要な手が差し伸べられる、そんな世の中になるよう
祈りを込めて。


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退職後のお金

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いやー、11月末に退職して
気持ちは楽になったけど、財布には厳しいですね(笑

退職後のお金関連について。

1.失業保険給付の手続きに行きました。
  12月後半までアルバイトしていたので
  12/24にハローワーク雇用保険給付資格の手続き。
  クリスマスイブにいく人は私くらいですかねww

2.国民健康保険に加入しました。
  11月末で退職したので、12月早々に健康保険に加入しました。
  請求が来たのは今年の1月中ごろでしたが、
  失業保険給付で減免手続きに行き、正式な請求金額は2月中ごろとのこと。

3.国民年金にも加入しました。
  こちらも12月に手続き完了です。
  社会保険の喪失届けか離職票で手続きが可能です。
  離職届があれば、減免申請もその場でできます。

4.住民票を一括で支払いしました。
  なんと、半年分の支払い請求がきたので、一括で支払いました!
  (クレジットカードで)

そんなこんなで、失業保険給付受けながら、就職活動しつつ頑張る毎日です。
やはり、貯金の減り方が早いのが気になるところですが、
それでも会社を辞めて、これからの人生を生きていくためのよい転換点だったなと
つくづく思います。
これから働くために自分を見つめなおすチャンスでもありますね。
よーし、がんばるぞ!!


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信念という美しいもの

NHKの逆転人生という番組をみて、ビックリしました。
その日の内容は、出産時の医療事故で我が子を亡くされたご夫婦の話で
一度目の裁判では完全敗訴だったものの、
二度目の控訴審で勝訴となったのです。

今から20年も前のことですが、
当時は、患者本人にもレセプトなどが見せてもらえず
自分の体なのにその情報すら開示がなかったそうです。
(今は、原告のご夫婦の活動により開示されるようになっています)

逆転勝訴となった大きな要因は、
別の病院の医師が当時のカルテを読み解き、病院側の矛盾をついたことです。

その別の病院の医師というのは、東京にあるK病院のM医師でした。

別の病院の医師が矛盾がないかを調べるなんて
一歩間違えると、医療の世界から追い出されるということも覚悟したそうです。

なんと、そのM医師こそ、私も20代の頃に10年近くお世話になった方なのです。

名前を聞いて、アレっと思っていたら、ご本人の取材映像が流れて
まぎれもなく「M医師だ!」とビックリしたのです。

私自身、大きな病気を見つけてもらったり、
手術だけは親が心配しているので実家近くの病院でとお願いしても
快く受け入れてくださったりと
いつも丁寧に診てくださる先生でした。

そのM医師が、医療として正しくあらねばならないという信念のもとに
遠く離れた大阪の病院を相手に医療事故に立ち向かっていたとは!

テレビで見たM医師は、私が知っている優しい先生のままで
なんだか心が温かくなりました。

色々な事件が起こる今の日本で、
信念を曲げずに医療に突き進む方がいるということが
本当に未来の希望へとつながる気がします。


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勇気をくれる言葉たち

退職に向けて最終出社も終わり、なんだかんだと用事を片付ける毎日です。
せっかく仕事を辞めるので、今までできなかったことをやろうと思います。

まずは、占い師デビュー!
早速、占い師としてデビューすることが決まりました。
考えてはいたけど、あっという間に流れに乗って決まりました。

決まってしまったけど、
ほんとにホントにできるのか!?
自分でも半信半疑です。
が、ゆっくりではありますが、もう5年くらい勉強してます。
周りの友人の鑑定も引き受けてます。

あとは、日々、さらに知識を補いながら実践あるのみです!
やるしかないのです!
(と自分を鼓舞している・・)

もちろん不安いっぱいです。
そんな時、今年のはじめに手帳に書いた言葉を見返しました。
そこには、「チャンスは逃さない」とありました。
そう、多分、占い師デビューは私にとってのチャンスでもあります。
今でないと出来なかっただろうなと思います。

☆   ☆    ☆    ☆    ☆

日々、本を読んでは心に残る言葉を手帳に書いています。
悩んだとき、迷ったとき、その言葉たちがとても私に勇気をくれるのです。

出来る限りのことをやったあと、
静かに耳をすませば必要なことは耳に入ってくる、
今日は、そんな言葉が背中を押してくれました。


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世界遺産の島で考えたこと

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退職前の有給消化中、西表島に行ってきた。

格安LCCなので、成田空港から石垣島空港へ。
そして、石垣島空港から離島ターミナルまでバスで移動し、
最後に高速船に乗り、やっと西表島へ到着。
朝一番の飛行機で移動して、なんと西表島に着いたのは15時を過ぎていた。

と、遠い・・。
それが、西表島に降り立った時の感想だ。

西表島の港は、上原港と大原港の2つ。
上原港のほうが、有名な星砂の浜などのビーチや飲食店が多い。

しかし、強風などの天候不順で、すぐに船が欠航となる。
実際、二泊三日で滞在した時に、二日間も上原港は欠航だった。
交通の便を考えても、西表島は不便な印象。

🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸

そんな西表島へ行って考えたこと。
モノ(所有物)が少ないからことの豊かさについて。
(旅行に行く前にミニマリストや少ないもので暮らす本を
 読んでいたから、余計にそう感じたかも知れない)

西表島はスーパーが二つしかない。
飲食店も、レストランというより食堂なのだけど、そもそも数が少ない。
観光客向けのオシャレなカフェは、あることはある。
しかし、圧倒的に数が少ないのである。

コンビニもないので、気軽にATMで現金をおろすこともできない。
夕食を食べたお店の人(東京から移住した方)も、
まず最初にカルチャーショックだったのが、
この「お金を下ろすことができない」だったそうだ。
その方は、10キロ離れた郵便局まで行ったとのこと。


東京では、少し歩けばコンビニやカフェがいたる所にあるし、
洋服だって、化粧品だって、欲しい時にすぐに買うことができる。
何かを欲しいと思ったら、大抵のものは自分ですぐに手にすることができる。

でも、この西表島では、そもそも売っている場所がないのだ。
スーパーだって、野菜も肉も限られた種類しかない。

だけど、この物の少なさって、実は幸せだったりもする。
なければ、ないなりに人は考える。
今、目の前にあるものを大事にする。
壊れたら修理して使う。

こんなことは当たり前のはずなのに、いつの間にか忘れていた自分に愕然とした。
最近、仕事を辞めて新しい人生を始めるにあたって、
モノを捨てる大変さに苦労したことも、そう感じた要因かも知れない。

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モノって、買うことはすぐにできるけど、捨てることはその何倍も大変だったする。
粗大ごみだって、申し込んでから1カ月以上かかる時もある。
先日、ネコトイレを捨てる時は、プラスチックも切れるカッターを買って
さらに30センチ以内まで細かく切るのは大変な労力を要した。

年を重ねてきて、たまに思うことがある。
20代でまだお金がなかった頃、「お金が貯まったらベッドを買おう」
「旅行もしたいな」「新しい洋服も欲しい」
と未来を考えていつもワクワクしていた。
お金は十分ではなかったけど、自分で叶えたいことに向かって、
ただただ楽しかった。

モノ(所有物)は少なかったけど幸せだったな、と思う。

東京に帰ったら、すぐに新しいものを買うのではなくて、
一旦はそれがなくても生活できるように
本当に必要なものしか買わないように、壊れたら修理して使うように
モノは少なくても、目の前のことに知恵を絞ることに
ワクワクして生きていきたいなと思った。

西表島は、豊かな自然にも癒されたが、
何だか本当に大切なものが見えてくる場所でもあった。


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退職までのカウントダウン

最終出勤まで、あと数日となった。

昨年、コロナ禍のなかでリモートワークとなり、
一緒に働いていた部署の半数が
資本提携先企業の出向となった。

仲間達が戻ってくるまで、残されたメンバーで頑張ろうとしたものの
結局、戻ってきた仲間はポロポロと辞めていき、
今度は、私を含めた同じ部署のほとんどが業務委託となってしまった。

この業務委託で配属された部署が、本当にひどいところだった。
何がひどいかって、進行管理がまったくできないので、
今日は全員で西だ~と言われたかと思うと、
東の仕事が終わっていないから、今度は全員で東だ~という具合。

もっと効率の良い方法があるだろう・・・と思われる作業も
アナログなやり方しか許されない。

コロナの第4波、第5波といわれる中、絶対にリモートは認められないと
リモートできる業務でも、ひたすら出社しろとの不思議な会社。
(どうしてもの事情でリモートする人も数人います。理由はわからないけど)

かと思えば、ある日突然「濃厚接触者に指定されたので、在宅で」との命令が来たり。
え、濃厚接触者って、私?
どこに座っていた人がコロナ?
と慌てふためいた時もありました。 

忙しい時間が続いたかと思ったら、夕方の2時間くらいは全く仕事がない。
それでも机に座っていないといけない。
これが、意外と拷問のようだったりする。
しかも、何もしないで座っているって、本当に時間がもったいない。
こんな環境で、やはり心身が疲弊していき。。。

まだまだコロナが収まらない中で、
今まで通りの給料がもらえるだけマシかも
と思ったりもしたけど、毎日が辛くてしんどい。
何をしに毎日、通勤電車に揺られているのか。。。
そんな悶々とした日を過ごしながら、ある日、
どうでもいい存在としての位置づけでいることをやめようと思った。

半世紀も頑張ってきて、シングルマザーながら、子供も何とか成人し巣立っていった。
ここで一休みしてもいいのかも。
何よりも、自分を、自分の心や気持ちを大事にしたい。
それから、ここはいるべき場所ではない、という直観。

昔から、直観を無視すると、たいてい良くない方向へいく。
ならば、いさぎよく辞めよう。
そして、もう1度、自分を見つめる時間にしたい。
これからの人生を生きるために考える時間。

よしもとばななさんの著書「違うことをしない」の通り、
自分にとって違うことをしないことが
自分を守ることではないか、と素直に思う。

あとは、これからの生活の糧をどう得ていくのかを考えるだけだ。
後ろは振り返らない。前を向いていこう。

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猫のぶりちゃん

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我が家には、8歳になるブリティッシュショートヘア(女の子)がいます。
名前は、ぶりちゃん。
ブリティッシュショートヘアのぶりちゃん、名前に芸がないですね ( ;∀;)

ぶりちゃんは、8年前の今頃、高校生の息子と訪れたホームセンターに
併設されているペットショップにいました。
まだペットショップに来て間もないのか、どこか不安そうな表情だった
ことを覚えています。

その1年前に、シングルマザーの私が頑張って中古マンションを買うことが
できたので、ちょうど息子が動物を飼いたい!と言ってた時でもありました。

ちょっと抱っこしてみたい、と息子が言うので、気軽にいいよ~と言ったが最後
もうウチの子になるしかない!と二人で顔を見合わせました(笑)
ショップの方が、まだ爪切りなどしていないので、明日また来てもらってもいいですか?
と言うので、いや、明日になったら気が変わるかもしれないから、
今日連れて帰ります、と強引に連れて帰りました。

ちょうどホームセンターに併設のペットショップだったので、
猫トイレやらご飯やら一式買い揃えるという、
なんという衝動買いでしょう・・・

私は、実家でも、結婚前の一人暮らしでも猫を飼っていたので、
猫を飼うことには慣れていますが、息子は初めての経験です。
一人息子で、シングルマザーの私と二人暮らし。
兄弟ができたみたいな、そんな浮き浮きした雰囲気の息子でしたね。


ぶりちゃんに会う2カ月ほど前に、息子も良く知っている私の友人が
突然の病気で41歳の若さで亡くなり、私がとにかくすごく落ち込んでいたので
ぶりちゃんがウチに来てくれたから、その悲しみが少し癒えることができたかも知れません。

友人が危篤と聞いた時、息子と大阪まで会いに行ったことを
昨日のことのように思い出します。
病院へ向かう電車から、雨に降られる太陽の塔を見ました。
友人が亡くなってから、電車に乗っていても涙が出ていたころ。
ぶりちゃんがウチに来て、やんちゃなイタズラ盛りの時期を一緒に過ごすことで
どんなに救われたか知れません。

昨日の夜、友人が亡くなって初めて私の夢に出てきました。
今まで、夢でもいいから会いたいと思っていたけど、やっと会えました。
いつもと変わらず「飲みに行こう!」と笑顔の友人。
そして、何やらプレゼントももらいました。

そんな夢のことを思い出しながら、あ、そうだ8年前の今頃に
ぶりちゃんがウチに来てくれたんだ!と思い出しました。
もしかしたら、ぶりちゃんは、天国の友人からのプレゼントだったのかな。


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